教義と聖約88

1まことに、あなたがたに関かんする主しゅの思おもいを受うけようと集あつまったあなたがたに、主しゅはこのように言いう。

2見みよ、これはあなたがたの主しゅにとって喜よろこびであり、天てん使したちはあなたがたのことを喜よろこんでいる。あなたがたの祈いのりの施ほどこしはサバオスの主しゅの耳みみに達たっし、聖きよめられた者もの、すなわち日ひの栄さかえの世せ界かいに住すむ者ものの名な前まえの書しょに記き録ろくされている。

3それゆえ、わたしは今いまあなたがたに、まことにわたしの友ともであるあなたがたに、別べつの慰なぐさめ主ぬし、すなわち約やく束そくの聖せいなる御み霊たまを遣つかわして、それがあなたがたの心こころの中なかにとどまるようにする。この別べつの慰なぐさめ主ぬしは、ヨハネの証あかしの中なかに記しるされているように、わたしが弟で子したちに約やく束そくしたものである。

4この慰なぐさめ主ぬしは、永えい遠えんの命いのち、すなわち日ひの栄さかえの王おう国こくの栄えい光こうについて、わたしがあなたがたに与あたえる約やく束そくである。

5この栄えい光こうは、長ちょう子しの教きょう会かいの栄えい光こう、すなわちすべての中なかで最もっとも聖せいなる御お方かたである神かみの栄えい光こうであって、神かみの子こイエス・キリストを通つうじて来くる。

6イエス・キリストは高たかい所ところに昇のぼり、また万ばん物ぶつの下したに身みを落おとし、それによってすべてのことを悟さとって、万ばん物ぶつの中なかにあり、万ばん物ぶつを貫つらぬいてあり、真しん理りの光ひかりとなった。

7この真しん理りは輝かがやいている。これはキリストの光ひかりである。また、彼かれは太たい陽ようの中なかにあり、太たい陽ようの光ひかりであり、太たい陽ようが造つくられたその力ちからである。

8また、彼かれは月つきの中なかにあり、月つきの光ひかりであり、月つきが造つくられたその力ちからである。

9また、星ほしの光ひかりであり、それらが造つくられたその力ちからである。

10地ち球きゅう、すなわちあなたがたが立たっている地ち球きゅうと、その力ちからも同おなじである。

11また、今いま輝かがやいてあなたがたに光ひかりを与あたえる光ひかりは、あなたがたの目めを明あきらかにする者ものによって来くるものであり、これはあなたがたの理り解かいを活かっ気きづける光ひかりと同おなじである。

12この光ひかりは、広こう大だいな空くう間かんを満みたすために神かみの前まえから発はっしている。

13これは万ばん物ぶつの中なかにあり、万ばん物ぶつに命いのちを与あたえる光ひかりであり、万ばん物ぶつが治おさめられる律りっ法ぽう、すなわち御み座ざに着つき、永えい遠えんの懐ふところにあり、万ばん物ぶつのただ中なかにおられる神かみの力ちからである。

14さて、まことに、わたしはあなたがたに言いう。あなたがたのためになされている贖あがないによって、死し者しゃの中なかからの復ふっ活かつが成なし遂とげられる。

15そして、霊れいと体からだが人ひとを成なす。

16死し者しゃの中なかからの復ふっ活かつは、人ひとの贖あがないである。

17人ひとの贖あがないは、万ばん物ぶつを生いかす者ものによって来くる。その者ものの胸むねのうちに、地ちの貧まずしい者ものと柔にゅう和わな者ものはそれを受うけ継つぐということが定さだめられている。

18それゆえ、地ち球きゅうは日ひの栄さかえの栄えい光こうに備そなえられるように、すべての不ふ義ぎから必かならず聖きよめられなければならない。

19地ち球きゅうはその創そう造ぞうの目もく的てきを達たっした後のち、栄えい光こう、すなわち父ちちなる神かみの臨りん在ざいを冠かんむりとして与あたえられるであろう。

20それによって、日ひの栄さかえの王おう国こくに属ぞくする者ものたちが、とこしえにいつまでも、これを所しょ有ゆうできるようにするためである。この目もく的てきでこれは造つくられ、創そう造ぞうされ、またこのために彼かれらは聖きよめられるのである。

21わたしがあなたがたに与あたえた律りっ法ぽう、すなわちキリストの律りっ法ぽうによって聖きよめられない者ものは、別べつの王おう国こく、すなわち月つきの栄さかえの王おう国こくか、星ほしの栄さかえの王おう国こくを受うけ継つがなければならない。

22日ひの栄さかえの王おう国こくの律りっ法ぽうに従したがえない者ものは、日ひの栄さかえの栄えい光こうに堪たえられないからである。

23また、月つきの栄さかえの王おう国こくの律りっ法ぽうに従したがえない者ものは、月つきの栄さかえの栄えい光こうに堪たえられない。

24また、星ほしの栄さかえの王おう国こくの律りっ法ぽうに従したがえない者ものは、星ほしの栄さかえの栄えい光こうに堪たえられない。それゆえ、彼かれは栄えい光こうの王おう国こくにふさわしくない。そこで、彼かれは栄えい光こうの王おう国こくではない王おう国こくを受うけなければならない。

25さらにまた、まことに、わたしはあなたがたに言いう。地ち球きゅうは日ひの栄さかえの王おう国こくの律りっ法ぽうに従したがう。地ち球きゅうはその創そう造ぞうの目もく的てきを達たっして、律りっ法ぽうに背そむかないからである。

26それゆえ、地ち球きゅうは聖きよめられる。まことに、それは死しぬにもかかわらず、再ふたたび生いかされ、それを生いかす力ちからに堪たえる。そして、義ぎ人じんがそれを受うけ継つぐ。

27彼かれらも死しぬにもかかわらず、再ふたたび霊れい的てきな体からだによみがえるからである。

28日ひの栄さかえの霊れいを持もつ者ものは、肉にくの体からだであったその同おなじ体からだを受うけるであろう。すなわち、あなたがたはあなたがたの体からだを受うけ、またあなたがたの栄えい光こうは、あなたがたの体からだが生いかされるその栄えい光こうである。

29日ひの栄さかえの栄えい光こうの一いち部ぶによって生いかされるあなたがたは、そのとき、その同おなじものを、すなわちそのすべてを受うける。

30また、月つきの栄さかえの栄えい光こうの一いち部ぶによって生いかされる者ものは、そのとき、その同おなじものを、すなわちそのすべてを受うける。

31さらにまた、星ほしの栄さかえの栄えい光こうの一いち部ぶによって生いかされる者ものは、そのとき、その同おなじものを、すなわちそのすべてを受うける。

32また、取とり残のこされている者ものもまた生いかされる。しかしながら、彼かれらは、彼かれらが受うけることのできたはずのものを進すすんで享きょう受じゅしなかったので、彼かれらが進すすんで受うけ入いれるものを享きょう受じゅするために、再ふたたび彼かれら自じ身しんの場ば所しょに帰かえる。

33ある人ひとに贈おくり物ものが与あたえられても、彼かれがそれを受うけ取とらなければ、それは彼かれにとって何なんの益えきがあるだろうか。見みよ、彼かれは与あたえられるものを喜よろこばず、その贈おくり物ものの贈おくり主ぬしをも喜よろこばない。

34さらにまた、まことに、わたしはあなたがたに言いう。律りっ法ぽうによって治おさめられるものは、また律りっ法ぽうによって守まもられ、それによって完かん全ぜんにされ、聖きよめられる。

35律りっ法ぽうを破やぶって律りっ法ぽうに従したがわず、自みずからのために律りっ法ぽうになろうとし、罪つみの中なかにとどまることを望のぞみ、そして完かん全ぜんに罪つみの中なかにとどまるものは、律りっ法ぽうによっても、また憐あわれみや公こう正せい、公こう平へいによっても聖きよめられることはあり得えない。それゆえ、彼かれらはなお汚けがれたままでいなければならない。

36すべての王おう国こくには律りっ法ぽうが与あたえられている。

37そして、多おおくの王おう国こくがある。王おう国こくのない空くう間かんはないからである。また、大おおきな王おう国こくも小ちいさな王おう国こくも、その中なかに空くう間かんのない王おう国こくはない。

38そして、すべての王おう国こくに一つの律りっ法ぽうが与あたえられており、すべての律りっ法ぽうに一いっ定ていの限げん界かいと条じょう件けんがある。

39それらの条じょう件けんの中なかにとどまっていない者ものは皆みな、義ぎとされない。

40英えい知ちは英えい知ちに結むすびつき、知ち恵えは知ち恵えを受うけ入いれ、真しん理りは真しん理りを迎むかえ入いれ、徳とくは徳とくを愛あいし、光ひかりは光ひかりに結むすびつき、憐あわれみは憐あわれみに同どう情じょうを寄よせて自みずからの権けん利りを主しゅ張ちょうし、正せい義ぎはその道みちを進すすみ続つづけてその権けん利りを主しゅ張ちょうし、裁さばきは御み座ざに着ついて万ばん物ぶつを治おさめ、万ばん事じをなす者ものの前まえを行いくからである。

41彼かれはすべてのことを悟さとっており、万ばん物ぶつは彼かれの前まえにあり、万ばん物ぶつは彼かれの周まわりにある。また、彼かれは万ばん物ぶつの上うえにあり、万ばん物ぶつの中なかにあり、万ばん物ぶつを貫つらぬいてあり、万ばん物ぶつの周まわりにある。そして、万ばん物ぶつは彼かれ、すなわち神かみによって存そん在ざいし、またとこしえにいつまでも神かみから出でる。

42さらにまた、まことに、わたしはあなたがたに言いう。神かみは万ばん物ぶつに、その時ときとその時じ期きに応おうじて運うん行こうする律りっ法ぽうを与あたえた。

43そして、それらの軌き道どう、すなわち地ち球きゅうとすべての惑わく星せいを含ふくむ天てんと地ちの軌き道どうは定さだまっている。

44それらは、その時ときとその時じ期きに、すなわちその分ふんに、その時じ間かんに、その日ひに、その週しゅうに、その月つきに、その年としに、互たがいに光ひかりを与あたえ合あう。すなわち、これらはすべて神かみにとっては一年ねんであるが、人ひとにとってはそうではない。

45地ち球きゅうはその翼つばさをもって回かい転てんして進すすみ、太たい陽ようは昼ひる間まにその光ひかりを与あたえ、月つきは夜よ中なかにその光ひかりを与あたえ、またもろもろの星ほしも、神かみの力ちからの中なかにあって、その栄えい光こうをもってその翼つばさで回かい転てんして進すすみながらその光ひかりを与あたえる。

46あなたがたが理り解かいできるように、わたしはこれらの王おう国こくを何なににたとえようか。

47見みよ、これらはすべて王おう国こくであり、またこれらのどれでも、あるいは最もっとも小ちいさいものでも見みた者ものは、尊そん厳げんと力ちからをもって進すすむ神かみを見みたのである。

48わたしはあなたがたに言いう。彼かれは神かみを見みたのである。それにもかかわらず、自じ分ぶんの民たみのところに来きた者ものは理り解かいされなかった。

49その光ひかりは暗くら闇やみの中なかに輝かがやいている。そして、暗くら闇やみはそれを理り解かいしない。それにもかかわらず、あなたがたは神かみにあって、また神かみによって生いかされるので、まことに神かみを理り解かいする日ひが来くるであろう。

50そのとき、あなたがたは、わたしを見みたこと、わたしがいること、わたしがあなたがたの中なかにあるまことの光ひかりであること、またあなたがたがわたしにいることを知しるであろう。そうでなければ、あなたがたは豊ゆたかになることができない。

51見みよ、わたしはこれらの王おう国こくを、畑はたけを持もっている一人ひとりの男おとこにたとえよう。彼かれはその畑はたけを耕たがやすために自じ分ぶんの僕しもべたちをその畑はたけに送おくり出だした。

52そして、彼かれは最さい初しょの僕しもべに、「あなたは畑はたけに行いって働はたらきなさい。第だい一の時ときに、わたしはあなたのところに行いこう。そして、あなたはわたしの喜よろこぶ顔かおを見みるであろう」と言いった。

53また、彼かれは第だい二の僕しもべに、「あなたも畑はたけに行いきなさい。第だい二の時ときに、わたしは喜よろこぶ顔かおをもってあなたを訪おとずれよう」と言いった。

54そしてまた、第だい三の僕しもべにも、「わたしはあなたを訪おとずれよう」と言いった。

55また第だい四の僕しもべにも、というようにして第だい十二の僕しもべに至いたった。

56そして、畑はたけの主しゅ人じんは第だい一の時ときに最さい初しょの僕しもべのところに行いって、その時じ間かんいっぱい彼かれとともにいた。そして、彼かれはその主しゅ人じんの顔かおの光ひかりによって喜よろこびを得えた。

57その後のち、彼かれは最さい初しょの僕しもべのもとを去さって、第だい二の僕しもべを訪おとずれた。そして、第だい三の僕しもべ、また第だい四の僕しもべ、というようにして第だい十二の僕しもべに至いたった。

58このようにして、彼かれらは皆みな、その時じ間かんに、その時ときに、その時じ期きに、一人ひとり一人ひとり彼かれらの主しゅ人じんの顔かおの光ひかりを受うけた。

59すなわち、最さい初しょの僕しもべから始はじめて最さい後ごに至いたるまで、そして最さい後ごから最さい初しょ、また最さい初しょから最さい後ごまで、

60すべての者ものがその順じゅん序じょで、彼かれの時じ間かんが終おわるまで、その主しゅ人じんが彼かれに命めいじたとおりに行おこなった。それにより、その主しゅ人じんが彼かれによって栄えい光こうを受うけ、また彼かれもその主しゅ人じんによって栄えい光こうを受うけて、彼かれらが皆みな栄えい光こうを受うけるためである。

61それゆえ、このたとえに、わたしはこれらすべての王おう国こくとそこに住すむ者ものをなぞらえよう。すなわち、神かみが出だした定さだめのとおりに、あらゆる王おう国こくはその時じ間かんに、その時ときに、その時じ期きに訪おとずれを受うけるのである。

62さらにまた、まことに、わたしは友ともであるあなたがたに言いう。あなたがたの心こころの中なかで深ふかく考かんがえるように、わたしはこれらの言こと葉ばと、あなたがたに与あたえるこの戒いましめとを残のこす。わたしが近ちかくにいる間あいだに、あなたがたはわたしに呼よび求もとめなければならない。

63すなわち、わたしに近ちかづきなさい。そうすれば、わたしはあなたがたに近ちかづこう。熱ねっ心しんにわたしを求もとめなさい。そうすれば、あなたがたはわたしを見みいだすであろう。求もとめなさい。そうすれば、与あたえられるであろう。たたきなさい。そうすれば、開ひらかれるであろう。

64あなたがたがわたしの名なによって父ちちに求もとめるもので、あなたがたにとって必ひつ要ようなものは何なんでも、与あたえられるであろう。

65また、もしあなたがたが自じ分ぶんにとって必ひつ要ようでないものを求もとめるならば、それはあなたがたの罪つみの宣せん告こくとなる。

66見みよ、あなたがたが聞きいているのは、荒あれ野ので叫さけぶ者ものの声こえのようである。荒あれ野のでというのは、あなたがたはその者ものを見みることができないからである。この声こえはわたしの声こえである。わたしの声こえは御み霊たまだからである。わたしの御み霊たまは真しん理りである。真しん理りは存そん続ぞくし、終おわりがない。そして、それがあなたがたの中なかにあれば、それはますます豊ゆたかになる。

67また、あなたがたがわたしの栄えい光こうにひたすら目めを向むけるならば、あなたがたの全ぜん身しんは光ひかりに満みたされ、あなたがたの中なかに暗くらさがないであろう。そして、光ひかりに満みたされるその体からだはすべてのことを悟さとる。

68それゆえ、あなたがたの思おもいがひたすら神かみに向むいたものとなるように、自みずからを聖きよめなさい。そうすれば、あなたがたが神かみを見みる日ひが来くる。神かみはあなたがたにその顔かおを現あらわすからである。それは神かみ自じ身しんの時ときに、神かみ自じ身しんの方ほう法ほうで、神かみ自じ身しんの思おもいに従したがって起おこる。

69わたしがあなたがたに与あたえた大おおいなる最さい後ごの約やく束そくを思おもい出だしなさい。あなたがたの無む益えきな思おもいと過か度どの笑わらいを遠とおくに捨すててしまいなさい。

70あなたがたはとどまりなさい。あなたがたはこの場ば所しょにとどまりなさい。そして、聖せい会かい、すなわちこの最さい後ごの王おう国こくにおける最さい初しょの働はたらき人びとたちの聖せい会かいを召しょう集しゅうしなさい。

71また、彼かれらの旅たびで警けい告こくを受うけた者ものたちは、しばしの間あいだ、主しゅに呼よび求もとめ、受うけた警けい告こくを心こころの中なかで深ふかく考かんがえなさい。

72見みよ、見みよ、わたしはあなたがたの群むれの世せ話わをし、長ちょう老ろうたちを立たてて彼かれらのもとに遣つかわそう。

73見みよ、わたしは、時ときが来くればわたしの業わざを速すみやかに行おこなう。

74また、わたしはこの最さい後ごの王おう国こくにおける最さい初しょの働はたらき人びとであるあなたがたに、一つの戒いましめを与あたえる。あなたがたは集あつまって、自みずからを組そ織しきし、自みずからを備そなえ、また自みずからを聖きよめなさい。まことに、あなたがたの心こころを清きよくし、またわたしの前まえに手てと足あしを清きよめなさい。それは、わたしがあなたがたを清きよくするためであり、

75また、あなたがたがこの邪じゃ悪あくな時じ代だいの血ちから清きよめられていることを、わたしがあなたがたの父ちち、あなたがたの神かみ、わたしの神かみに証あかしするためであり、さらにわたしがこの約やく束そく、すなわち、わたしがあなたがたに与あたえたこの大おおいなる最さい後ごの約やく束そくを、わたしが望のぞむときに果はたすためである。

76さらに、わたしはあなたがたに一つの戒いましめを与あたえる。あなたがたはこれから先さき、祈いのりと断だん食じきを続つづけなければならない。

77また、あなたがたに一つの戒いましめを与あたえる。あなたがたは互たがいに王おう国こくの教きょう義ぎを教おしえ合あわなければならない。

78熱ねっ心しんに教おしえなさい。そうすれば、わたしの恵めぐみがあなたがたに伴ともなうであろう。それは、理り論ろんにおいて、原げん則そくにおいて、教きょう義ぎにおいて、福ふく音いんの律りっ法ぽうにおいて、あなたがたが理り解かいする必ひつ要ようのある神かみの王おう国こくに関かんするすべてのことにおいて、あなたがたがさらに完かん全ぜんに教おしえられるためである。

79また、天てんのこと、地ちのこと、地ちの下したのこと、かつてあったこと、現げん在ざいあること、すぐにも必かならず起おこること、国こく内ないにあること、国こく外がいにあること、戦せん争そうと諸しょ国こく民みんの混こん乱らん、地ち上じょうにある裁さばき、国くに々ぐにと王おう国こくに関かんする知ち識しきについても同どう様ようである。

80それは、わたしが再ふたたびあなたがたを遣つかわすときに、あなたがたが、わたしがあなたがたを召めしたその召めしと、あなたがたを任にん命めいしたその使し命めいとを尊とうとんで大おおいなるものとするように、あらゆる点てんで備そなえられるためである。

81見みよ、わたしは、人ひと々びとに証あかしし警けい告こくするためにあなたがたを遣つかわした。警けい告こくを受うけた人ひとは皆みな、その隣りん人じんに警けい告こくしなければならない。

82それゆえ、彼かれらは弁べん解かいの余よ地ちがなく、彼かれらの罪つみは彼かれら自じ身しんの頭こうべにある。

83わたしを早はやく求もとめる者ものは、わたしを見みいだし、見み捨すてられないであろう。

84それゆえ、あなたがた、すなわち主しゅの口くちによって指し名めいされる者ものは皆みな、とどまって熱ねっ心しんに働はたらきなさい。それは、最さい後ごに異い邦ほう人じんの中なかに出でて行いき、律りっ法ぽうを束たばねて証あかしを封ふうじ、来きたるべき裁さばきの時ときに対たいして聖せい徒とたちを備そなえさせる、あなたがたの務つとめにおいて完かん全ぜんになるためである。

85それによって、彼かれらが神かみの激はげしい怒いかり、すなわちこの世よでも来きたるべき世よでも悪あく人にんを待まち受うけている忌いまわしい荒こう廃はいを免まぬがれることができるためである。まことに、わたしはあなたがたに言いう。最さい初しょの長ちょう老ろうでない者ものたちには、彼かれらの時ときはまだ来きていないので、主しゅの口くちが彼かれらを呼よぶまで、引ひき続つづきぶどう園えんにいるようにさせなさい。彼かれらの衣ころもは、まだこの時じ代だいの人ひと々びとの血ちから清きよめられていない。

86あなたがたは、自じ由ゆうにされたその自じ由ゆうの中なかにとどまっていなさい。罪つみに掛かかり合あうことなく、主しゅが来くるまであなたがたの手てを清きよくしていなさい。

87今いまから日ひならずして、地ちが揺ゆれ動うごいて、酔よった者もののようにあちらこちらとよろめくであろう。また、太たい陽ようはその顔かおを隠かくして光ひかりを与あたえようとせず、月つきは血ちに浸ひたされる。また、もろもろの星ほしは激はげしく怒いかり、木きから落おちるいちじくのように落おちるであろう。

88また、あなたがたの証あかしの後のちに、激はげしい怒いかりと憤いきどおりが人ひと々びとに及およぶ。

89あなたがたの証あかしの後のちに、地ちの中なかでうなりを起おこす地じ震しんの証あかしが来くる。そして、人ひと々びとは立たっていることができず、地ち上じょうに倒たおれる。

90また、雷かみなりの声こえと、稲いな妻ずまの声こえと、暴ぼう風ふう雨うの声こえと、その境さかいを越こえて打うち上あげる海うみの波なみの声こえの証あかしも来くる。

91また、すべての物もの事ごとが混こん乱らんする。そして、必かならず人ひと々びとは気き落おちする。恐おそれがすべての人ひとに及およぶからである。

92また、天てん使したちが天てんのただ中なかを飛とび、大おお声ごえで叫さけび、神かみのラッパを吹ふき鳴ならして言いう。「おお、地ちに住すむ者ものよ、備そなえなさい、備そなえなさい。わたしたちの神かみの裁さばきが来きたからである。見みよ、見みよ、花はな婿むこは来こられる。あなたがたは花はな婿むこを迎むかえに出でなさい。」

93そして直ただちに、一つの大おおいなるしるしが天てんに現あらわれて、すべての人ひとがともにそれを見みる。

94また、別べつの一人ひとりの天てん使しが、ラッパを吹ふき鳴ならして言いう。「あの大おおきな教きょう会かい、すなわち、自じ分ぶんの不ふ貞ていに対たいする激はげしい怒いかりのぶどう酒しゅをすべての国こく民みんに飲のませ、神かみの聖せい徒とたちを迫はく害がいし、彼かれらの血ちを流ながした忌いまわしい行おこないの母はは。すなわち、多おおくの水みずの上うえに、また海うみの島しま々じまの上うえに座ざしている者もの。見みよ、彼かの女じょは地ちの毒どく麦むぎである。彼かの女じょは束たばにされる。その縄なわは強つよく縛しばられて、だれもそれを解とくことができない。それであるから、彼かの女じょは焼やかれるばかりである。」そして、彼かれはそのラッパを長ながくかつ高たかく吹ふき鳴ならし、すべての国こく民みんがそれを聞きく。

95そして、半はん時じ間かん、天てんに静しずけさがある。その後ご直ただちに、巻まき物ものが巻まかれた後のちに開ひらかれるように、天てんの幕まくが開ひらかれて、主しゅの顔かおが現あらわされる。

96そして、生いきて地ち上じょうにいる聖せい徒とたちは、身みを変かえられて、主しゅに会あうために引ひき上あげられる。

97また、墓はかの中なかで眠ねむっていた者ものたちは、彼かれらの墓はかが開ひらかれるので出でて来くる。そして、彼かれらもまた、天てんの柱はしらのただ中なかで主しゅに会あうために引ひき上あげられる。

98彼かれらはキリストのもの、初はつ穂ほ、キリストとともに最さい初しょに降くだる者もの、地ち上じょうや墓はかの中なかにいてキリストに会あうために最さい初しょに引ひき上あげられる者ものである。これはすべて、神かみの天てん使しが吹ふき鳴ならすラッパの音おとによる。

99またこの後のち、別べつの天てん使しが吹ふき鳴ならすのは、第だい二のラッパである。それから、キリストの来らい臨りんの時ときにキリストのものとなる者ものたちの贖あがないが来くる。これらの者ものは、福ふく音いんを受うけ入いれて肉にくにおいて人にん間げんとして裁さばきを受うけるため、彼かれらのために備そなえられている獄ごくにおいて彼かれらの分ぶんを受うけた者ものである。

100さらにまた、別べつのラッパが鳴なり響ひびくのは、第だい三のラッパである。それから、裁さばきを受うけて罪つみがあることを認みとめられる人ひと々びとの霊れいが来くる。

101これらの者ものは死し者しゃの残のこりである。千年ねんが終おわるまで再ふたたび、すなわち世よの終おわりまで再ふたたび、彼かれらは生いきることはない。

102また、別べつのラッパが鳴なり響ひびくのは、第だい四のラッパで、このように言いう。「あの大おおいなる終おわりの日ひまで、すなわち最さい後ごまで残のこる者ものたちの中なかに、なお汚けがれたままの者ものが見みいだされる。」

103また、別べつのラッパが鳴なり響ひびくのは、第だい五のラッパであり、天てんのただ中なかを飛とびながらすべての国こく民みん、部ぶ族ぞく、国こく語ごの民たみ、民みん族ぞくに永えい遠えんの福ふく音いんを託たくす第だい五の天てん使しである。

104これは、天てんと地ちと地ちの下したにいるすべての人ひとに告つげるラッパの音おとである。そのラッパの音おとが聞きこえて、「神かみを畏おそれ、とこしえにいつまでも御み座ざに着ついておられる神かみに栄えい光こうを帰きしなさい。神かみの裁さばきの時ときが来きたからである」と言いうときに、すべての耳みみがそれを聞きき、すべてのひざがかがみ、すべての舌したが告こく白はくするからである。

105さらにまた、別べつの天てん使しがラッパを吹ふき鳴ならすのは、第だい六のラッパで、このように言いう。「自じ分ぶんの不ふ貞ていに対たいする激はげしい怒いかりのぶどう酒しゅをすべての国こく民みんに飲のませた者ものは倒たおれた。彼かの女じょは倒たおれた、倒たおれた。」

106さらにまた、別べつの天てん使しがラッパを吹ふき鳴ならすのは、第だい七のラッパで、このように言いう。「終おわった、終おわった。神かみの小こ羊ひつじは勝しょう利りを得えて、御お独ひとりで酒さかぶねを、すなわち全ぜん能のうの神かみの激はげしい怒いかりの酒さかぶねを踏ふまれた。」

107その後のち、天てん使したちは小こ羊ひつじの力ちからの栄えい光こうを冠かんむりとして与あたえられる。また、聖せい徒とたちは小こ羊ひつじの栄えい光こうをもって満みたされ、彼かれらの受うけ継つぎを得え、小こ羊ひつじと等ひとしい者ものとされる。

108それから、最さい初しょの天てん使しが再ふたたび、すべての生いける者ものの耳みみにラッパを吹ふき鳴ならし、最さい初しょの千年ねんにおける人ひと々びとの隠かくれた行おこないと神かみの力ちからある業わざを明あきらかにする。

109それから、第だい二の天てん使しがラッパを吹ふき鳴ならし、第だい二の千年ねんにおける人ひと々びとの隠かくれた行おこないと、彼かれらの心こころの思おもいと志こころざしと、神かみの力ちからある業わざを明あきらかにする。

110このようにして、第だい七の天てん使しがラッパを吹ふき鳴ならすに至いたる。そして彼かれは、地ちの上うえと海うみの上うえに立たち、御み座ざに着ついている者ものの名なによって、もう時ときがないと誓ちかう。また、あの年としを経へた蛇へび、悪あく魔まと呼よばれているサタンは縛しばられ、千年ねんの間あいだ解かい放ほうされない。

111その後のち、彼かれはしばしの間あいだ解かい放ほうされて、自じ分ぶんの軍ぐん勢ぜいを集あつめる。

112また、第だい七の天てん使し、すなわち天てん使し長ちょうミカエルは、彼かれの軍ぐん勢ぜい、すなわち天てんの衆しゅう群ぐんを集あつめる。

113また、悪あく魔まは自じ分ぶんの軍ぐん勢ぜい、すなわち地じ獄ごくの衆しゅう群ぐんを集あつめ、ミカエルおよびその軍ぐん勢ぜいと戦たたかうために上のぼって来くる。

114それから、大おおいなる神かみの戦たたかいがある。そして、悪あく魔まとその軍ぐん勢ぜいは、もはや決けっして聖せい徒とたちを支し配はいする力ちからを持もつことのないように、彼かれらのおるべき場ば所しょに投なげ込こまれる。

115なぜならば、ミカエルが彼かれらの戦たたかいを戦たたかい、そして御み座ざに着ついている者ものの御み座ざ、すなわち小こ羊ひつじの御み座ざを求もとめる者ものに打うち勝かつからである。

116これは神かみの栄えい光こうであり、聖きよめられた者ものの栄えい光こうである。そして、彼かれらはもはや死しを見みることがないであろう。

117それゆえ、まことに、わたしは友ともであるあなたがたに言いう。わたしがあなたがたに命めいじたように、あなたがたの聖せい会かいを召しょう集しゅうしなさい。

118また、すべてが信しん仰こうを持もっているわけではないので、あなたがたは知ち恵えの言こと葉ばを熱ねっ心しんに求もとめ、互たがいに教おしえ合あいなさい。まことに、最さい良りょうの書しょ物もつから知ち恵えの言こと葉ばを探さがし求もとめ、研けん究きゅうによって、また信しん仰こうによって学がく問もんを求もとめなさい。

119あなたがた自みずからを組そ織しきしなさい。すべての必ひつ要ようなものを用よう意いしなさい。そして、一つの家いえ、すなわち祈いのりの家いえ、断だん食じきの家いえ、信しん仰こうの家いえ、学まなびの家いえ、栄えい光こうの家いえ、秩ちつ序じょの家いえ、神かみの家いえを建たてなさい。

120それは、あなたがたの入はいって来くることが主しゅの名なによって行おこなわれ、あなたがたの出でて行いくことが主しゅの名なによって行おこなわれ、あなたがたのあいさつが、いつもいと高たかき方かたに向むかって両りょう手てを挙あげて主しゅの名なによって行おこなわれるためである。

121それゆえ、あなたがたのすべての軽かる々がるしい話はなし、すべての高たか笑わらい、すべてのみだらな欲よく望ぼう、すべての高こう慢まんと軽けい薄はく、すべての邪じゃ悪あくな行おこないをやめなさい。

122あなたがた自じ身しんの中なかから一人ひとりの教きょう師しを任にん命めいしなさい。そして、全ぜん員いんが同どう時じに語かたることなく、一いち時じに一人ひとりを語かたらせて、すべての者ものが彼かれの言いうことに耳みみを傾かたむけるようにしなさい。それは、すべての者ものが語かたって、すべての者ものが互たがいに教きょう化かし合あうように、またすべての人ひとが等ひとしい特とっ権けんを持もてるようにするためである。

123あなたがたは互たがいに愛あいし合あうようにしなさい。むさぼるのをやめなさい。福ふく音いんが求もとめているように、互たがいに分わかち合あうようになりなさい。

124怠たい惰だであるのをやめなさい。不ふ純じゅんであるのをやめなさい。互たがいに非ひ難なんし合あうのをやめなさい。必ひつ要よう以い上じょうに長ながく眠ねむるのをやめなさい。疲つかれることのないように、早はやく床とこに就つきなさい。あなたがたの体からだと精せい神しんが活かっ気きづけられるように、早はや起おきをしなさい。

125何なによりも、完かん全ぜんと平へい和わのきずなである慈じ愛あいのきずなを、外がい套とうのように身みにまといなさい。

126わたしが来くるまで、気きを落おとさないように常つねに祈いのりなさい。見みよ、見みよ、わたしはすぐに来きて、あなたがたをわたしのもとに迎むかえ入いれるであろう。アーメン。

127さらにまた、彼かれらに、すなわち教きょう会かいのすべての役やく員いんに、言いい換かえれば、大だい祭さい司しから始はじまって執しつ事じに至いたるまで教きょう会かいで務つとめに召めされる者ものたちに、必ひつ要ようなすべてのことを教おしえるために設もうけられた、預よ言げん者しゃの塾じゅくの塾じゅく長ちょう会かいのために備そなえられた家いえの規き律りつ。

128塾じゅく長ちょう会かいの家いえの規き律りつは、次つぎのとおりである。塾じゅく長ちょうまたは教きょう師しになるように任にん命めいされる者ものは、彼かれのために備そなえられるその家いえで、彼かれのいるべき場ば所しょに立たっていなければならない。

129それゆえ、彼かれは神かみの家いえに最さい初しょに来きて、大おお声ごえで話はなさなくてもその家いえの中なかの会かい衆しゅうが注ちゅう意い深ぶかくはっきりと彼かれの言こと葉ばを聞きける場ば所しょにいるようにしなければならない。

130また、彼かれはその家いえに最さい初しょにいなければならないので—見みよ、これは麗うるわしく、彼かれは模も範はんとなる—彼かれは神かみの家いえに入はいるとき、

131永えい遠えんの聖せい約やくのしるし、すなわち記き念ねんとして、神かみの前まえにひざまずいて祈いのりをささげなさい。

132そして、彼かれの後あとにだれかが入はいって来くるとき、教きょう師しは立たち上あがって両りょう手てを天てんに向むけて、まことにまっすぐに伸のばし、次つぎのような言こと葉ばでその兄きょう弟だい、または兄きょう弟だいたちにあいさつしなさい。

133「あなたは兄きょう弟だい、または兄きょう弟だいたちですか。わたしは永えい遠えんの聖せい約やくのしるし、すなわち記き念ねんとして、主しゅイエス・キリストの御み名なによってあなたにあいさつします。この聖せい約やくに従したがって、わたしは、神かみの恵めぐみにより、愛あいのきずなをもって、あなたの友ともになり兄きょう弟だいになるという、また感かん謝しゃをもって、罪つみがなく、神かみのすべての戒いましめに従したがってとこしえにいつまでも歩あゆむという、確かっ固ことした揺ゆるぎない不ふ変へんの決けつ意いをもってあなたを仲なか間まに迎むかえ入いれます。アーメン。」

134また、このあいさつを受うけるにふさわしくないとされる者ものが、あなたがたの中なかに場ば所しょを得えるようなことがあってはならない。わたしの家いえがそのような者ものによって汚けがされるのを、許ゆるしてはならないからである。

135また、入はいって来くる者もので、わたしの前まえに忠ちゅう実じつであり、兄きょう弟だいである者ものは、あるいは彼かれらが兄きょう弟だいたちであれば彼かれらは、両りょう手てを天てんに向むけて伸のばし、この同おなじ祈いのりと聖せい約やくをもって、またはその同おなじしるしとして「アーメン」と言いうことにより、塾じゅく長ちょうまたは教きょう師しにあいさつしなければならない。

136見みよ、まことに、わたしはあなたがたに言いう。これが、神かみの家いえにおける預よ言げん者しゃの塾じゅくで互たがいに交かわすあいさつのための、あなたがたにとっての一つの範はん例れいである。

137あなたがたは、祈いのりと感かん謝しゃをもって、また御み霊たまが告つげるままに、以い上じょうのことを行おこなうように召めされている。御み霊たまは、主しゅの家いえにおける預よ言げん者しゃの塾じゅくであなたがたが行おこなうすべてのことを告つげるであろう。このように行おこなうのは、主しゅの家いえが聖せい所じょ、あなたがたを教きょう化かする聖せいなる御み霊たまの幕まく屋やとなるためである。

138また、あなたがたは、この時じ代だいの人ひと々びとの血ちから清きよめられている者もののほか、あなたがたの中なかのだれもこの塾じゅくに受うけ入いれてはならない。

139そして、洗せん足そくの儀ぎ式しきによって受うけ入いれなければならない。この目もく的てきで洗せん足そくの儀ぎ式しきは制せい定ていされたからである。

140さらにまた、洗せん足そくの儀ぎ式しきは、教きょう会かいの大だい管かん長ちょう、すなわち管かん理り長ちょう老ろうが執しっ行こうしなければならない。

141それは祈いのりで始はじめなければならない。そして、パンとぶどう酒しゅを受うけた後のち、大だい管かん長ちょうは、わたしに関かんしてヨハネの証あかしの第だい十三章しょうに与あたえられている規き範はんに倣ならって仕し度たくしなければならない。アーメン。